高額な新築一戸建て、できるだけ安く建てるには?

「一戸建てを買う」となると、真っ先に考えるのが新築住宅を買うかどうかでしょう。土地と住宅がセットの分譲住宅で、売り手があらかじめ住宅を作って売っている「完成売り」の物件を購入する場合は、購入対象の物件内容を吟味するだけで良いですが、やはりこれから一生住む可能性のある家、できるなら自分たちで考えた内容が反映されている注文住宅を買いたいと思うのが人情です。しかし、当然ですが注文住宅は完成売り住宅や中古住宅よりも高額になります。可能なら建築費は安く済ませたい、でも材料費は削れない。それならより工賃を安価にすることはできないのだろうか、そもそも工務店や建築会社は家を建てる際、どの程度の利益を見込んでいるのだろうかという考えに至ることでしょう。

こんなに取られてる!?下請けマージン

よくテレビで大手住宅メーカーのCMを見かけます。株式上場しているメーカーも多く、こうした大手に新築住宅の建築を依頼すれば安心なような気もします。しかし、住宅メーカーが直接住宅の建築をするわけではなく、住宅メーカーは建築する場所に応じた工務店に注文をおろし、依頼された工務店が実際には建築するわけです。状況によりますが、住宅建築費のうち工務店の取り分が約20%前後と言われますが、住宅メーカーを通した場合、ここからさらに25%~35%程度のマージンが加算されます。住宅メーカーを通した場合、実質工事価格の倍の金額がかかるということになるのです。

工務店への直接依頼が安価、しかし吟味は必要!

ならば、建築費を安く済ませたい場合は、工務店に直接建築を依頼するのが良いということになります。大手住宅メーカーであろうと実際の作業は工務店に丸投げですので、同じものができるはずです。しかし、工務店が提示する建築費はその時々の工務店の情況に左右される場合もあり、十分な交渉力がなければ不透明な建築費を提示される可能性が無いわけでもありません。また、住宅メーカーに建築を依頼した場合、メーカー独自の保障を受けられる場合もあり、将来的なメンテナンスを考えた場合、住宅メーカーを介した方が結果安価であったということもあります。結局新築一戸建て住宅を建築する場合も、「安く済ませるのか、信用できるものにするのか」の二択に帰結するのではないでしょうか。

住宅建築を工務店に依頼するメリットは、その対応力にあると言えます。ハウスメーカーに依頼する場合は、あらかじめ決められた仕様から選択するしかありませんが、様々な要望やこだわりについて柔軟に対応してもらえるというメリットがあります。